25thシングル『milk/嘆きのキス』OUT NOW!



[初回限定仕様盤]

[通常仕様盤]
収録曲情報
M1.milk 
M2.嘆きのキス 
M3.なんて一日
M4.milk(instrumental)
M5.嘆きのキス(instrumental)
●全曲作詞作曲:AIKO
●品番:PCCA-02888/価格:¥1,260[tax in]
M1「milk」:ブリヂストンサイクル「アルベルト」CMソング
M2「嘆きのキス」:ニンテンドーDS/Wii対応ゲームソフト「ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクルエコーズ・オブ・タイム」イメージソング
「最近は、昔に比べると自分が作った曲をひとつひとつ何度も振り返って、自分の中で微調整をしてディレクターに聴いてもらうことが多くなったんですよ。固定概念みたいなものをなくして、いろんな選択肢を試してみる努力をするというか。そうすることで、曲作りってまだまだ奥が深いなって思うようになったりもしましたね」
 料理をしたり、洗濯をしたり、マンガを読んだりという普段の生活の中に、曲作りという大切な時間もしっかりと息づいているaikoの日常。そのスタンスは今も昔も変わりはないようだが、“より良い作品をみんなに届けたい”という感情はこれまで以上に強く、深くなっている。そんなaikoの気持ちの結晶とも言えるのが、2009年第一弾ダブルAサイドシングル『milk/嘆きのキス』だ。
 1曲目の『milk』は、ブリヂストンサイクル“アルベルト”のCMソングとしてオンエア中の、軽快で賑やかなサウンドが印象的なアップナンバー。「固定概念をなくして…」というaikoの言葉に大きくうなずきたくなるほど、これまでにない新たな魅力が詰め込まれた仕上がりになっている。
「アップテンポなんやけどマイナーな感じもある、こういうタイプの曲は、自分の中ではちょいちょい作ってはいたけれど、シングルにするのは始めてなので新しいなぁって思いますね。基本はピアノロックなイメージで、そこに『雲は白リンゴは赤』以来のブラスだったりとか、いろいろ新しいことを作っていく中で入れていきました。“バリトンサックスも入れる?”“フルートも入れてみる?”とか言いながら」
 感情のこもったフェイク交じりのAメロ、ふんわりと揺れる印象的なメロディを持つBメロ、そして心地良く疾走していくサビと、どのパートもが強い輝きを放っている全体の流れは絶品のひとこと。あいまいに過ぎていく日常を否定し、大切な相手を強く想う気持ちが込められた歌詞もまた、実にaikoらしい視点で描かれている。
「人は“もうダメだ”とか、奈落の底に落ちてしまうこともあるけれど、気持ちがつながっている人がいてくれることで逆にすごく強くなれる瞬間もあって。そういう2人の世界が瞬間的に爆発する強さみたいなものを出したかったんですよね。いろんな欲がいっぱいある世界で好きな人だけを思って、一緒に同じ方向を向いているだけでイイって思える瞬間が1秒でもあったらすごいことだなって思うんです」
 2曲目は、ゲームソフト“ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクルエコーズ・オブ・タイム”のイメージソングとなっている『嘆きのキス』。ブリティッシュなギターの音色が胸を打つシンプルなサウンドの中、終わってしまった恋への感情を切々と歌う、aikoの王道とも言えるバラードだ。
「布団の中で一人で泣いていたときに、涙がシーツの上に落ちて“ボソッボソッ”っていう音がしたんです。“あ、こんな音、初めて聞いたかも”と思って、それでできた曲。今の恋愛には先が無いことに気づいているんだけど、でもどうしても好きで、大切だっていう気持ちを書きました。一人称を僕に変えたことで、心の中のまた違った素直な気持ちをより強く書けた感じがすごいしましたね。自分の中では男の子の気持ちも、女の子の気持ちも、両方にシンクロして書いた感じで」
 自らの涙から生まれた曲だけあって、レコーディングでは曲で描かれた世界に深く入り込んでしまうこともあったという。
「歌詞を自分の中でもう一度飲み込んでいると、ほんとに悲しくなるんですよね。だからすごく難しかった。その気持ちに飲み込まれてしまわないように歌わなきゃって思うんだけど、でもそれに負けそうにもなってしまったりとか。ワンコーラス目のAメロでくじけたら最後までダメだったりするので、気持ちを切り替えながら、バランスを上手に保って歌ってました」
 そしてもう1曲。カップリングには、様々な出来事が起きる毎日が、かけがえのない1日であることを教えてくれる『なんて一日』が収録される。
「自分の心持ちで明日は少しずつ変わっていくっていう歌です。月日は流れていくけど、毎日は絶対一緒じゃなくて、それぞれの日を“なんて一日なんだろう!”って思って過ごしていきたいなって思うんですよね。自分の中では“なんて一日”っていう言葉がおまじないにもなっているんで、みんなにとってそういう言葉になればいいなって思います。ピアノがギャンギャンいってる明るいバンドサウンドなので、ライブでも映える曲になってくれると思います」
 このシングルの後には、昨年のライブ映像をめいっぱい詰め込んだDVD『DECADE』のリリースも控えるaiko。猛ダッシュでスタートした2009年は、きっとまた数々の名曲で僕らに嬉しい“HAPPY SURPRISE!”を届けてくれることになるはずだ。
「はい。この一連の流れが終わったら、また曲をたくさん書こうと思ってます。いろんな曲をみんなに聴いてもらえるように」