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映画『花より男子ファイナル』の挿入歌として多くの話題を呼んでいる、aikoのニューシングル『KissHug』。今年でデビュー10周年を迎える彼女の華やかなディスコグラフィを眺めてみれば、英語がタイトルになったシングルはこれが初めての事。 「今、まわっているツアー“Love Like Pop Vol.11”で売ってるTシャツに“×○×○”っていう文字が書いてあるんですけど、それが“キスハグキスハグ”っていう意味なんです。だから、なんかね、自分の頭の中がそのモードだったんですよね(笑)。好きな人とキスをする時はきっとこの言葉みたいにひとつになっているんだと思うし、あったかくてドキドキする言葉だなって。今回は、もちろん女の子からの想いを歌詞にしてるんですけど、ひとつになって一緒に歩いている感じを伝えたいっていう気持ちもすごくあったんで」 “Kiss”だけでも“Hug”だけでもなく、2つの言葉を重ねた事で浮かんでくる愛に溢れた二人の姿。楽曲で描かれているのもまた、そんなシアワセに満ちた世界になっている。 「相手の人に“好き”と何回重ねて言われたとしても、やっぱり出逢った頃と同じように不安になってしまう気持ちはあるんですよね。“あなたは誰を好きなの……”って、いつも確かめちゃうみたいな。そういう切ない気持ちがありつつも、でも私は今もちゃんとあなたを想っていますっていう歌なんです」 切なさを感じつつも、そこにかけがえのない愛を確信して清々しく前を向く姿は、夏の心地良い風を感じさせてくれるサウンドとの相乗効果によって、リスナーの胸を優しく満たしてくれる。 「曲ができあがった後にヘッドフォンをして大きい音で聴いたんですけど、ホントに風が吹いてる感じがして気持ち良かったです。涼しくなったり暑くなったりする夏の風がサビに向かってどんどん強くなっていくような感じがありますね。あとは、久しぶりな感じのコーラスをサビにつけた事ですごく厚みも出たんで、それも良かったなぁって。この曲が作れてホントに良かったって、すごく思いました」 一方、カップリングには『線香花火』と『水とシャンパン』という2曲を収録。ともに恋の終わりをテーマにした切ない内容ではあるが、そこで描かれるシチュエーションや感情の機微からは、aikoならではの繊細な視点をしっかりと感じる事ができるはず。 「『線香花火』は、儚くて悲しいけど、実は熱くて強いっていう線香花火のイメージに自分の気持ちを重ねました。2コーラスで終わる曲なんですけど展開がいろいろあるから、自分の思い出がどんどん変わっていく感じと重なっていって、歌っててもすごい楽しかったですね。『水とシャンパン』のほうは、10年くらい前、まだ大阪に住んでる時に作った曲です。同じカテゴリーでも水とシャンパンが全然違うものであるように、あなたと私の気持ちも違っていたんだなっていう切ない内容。でもシャッフル系の明るいアレンジになっているんで、重い感じにならないので、大丈夫だと思います(笑)」 本作がキラキラと彩る今年の夏。その終わりには、東名阪を巡る“aiko Live Tour『Love Like Pop vol.11.5』〜やっぱり嬉しい追加公演。あ、10周年だよ!〜”の開催も決定。様々なサプライズで賑やかに進行中の10周年アニバーサリーイヤーは、まだまだ続く。 「今年はライブづくし! 9月とは言え、まだ暑い時期ですからね、ただただ楽しく、お祭りみたいなライブがやれたらいいなと思ってます。いろんな歌を歌いたいですねぇ(笑)。一生懸命努力して、真剣に楽しむライブにします!」 |